顕微受精とは?
顕微授精は、体外受精と途中まで一緒ですが、体外受精は採った卵子に対して精子を振りかけて精子の力で卵子に入っていくのに対し、顕微授精は運動率が低い精子に対して元気のいい精子だけを取り、注射器で卵子に1つだけ入れます。
体外受精にプラス10万円ほどで出来る技術です。
すると、それが受精するのですが受精しても育つ事とはまた違ってきます。
受精した卵子は、細胞分裂を繰り返すのですが卵子と精子の質が良くなければ途中で細胞分裂をやめてしまうのです。
なので、それはもう子宮に戻す事が出来ません。
そして無事に何日か育った物で、質のいい物だけをまた排卵したであろう日の何日か後に子宮に戻します。
戻したからといって、絶対に着床するとも限りません。
そして、着床したからと言ってその受精卵が育っていくかも解かりません。
奇跡の積み重ねがあって始めて、子供が生まれて来るのです。
また、着床しても流れてしまう事がよくあります。
ですが、着床したという事は妊娠出来るという事なので気を落とさずにしましょう。
不妊治療での妊娠は流産しやすいのです。
不妊症についてはこちらを参考にさせていただきました。
自然に妊娠出来ないものを、手助けしてやらなければならないからしょうがないと言えばしょうがないのですが、それでも不妊治療で出来た子に問題があるわけではないので、前向きにまたチャレンジする事が大事です。
死ぬまで出来る訳ではないので、限りがあります。
その限りに向かって頑張りましょう。